チームスカイの話

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    JUGEMテーマ:サイクルロードレース

     

     

     

    昨日、びっくりするニュースが飛び込んできました。

     

    チームスカイのメインスポンサーである、イギリスの衛星放送会社スカイが2019年一杯でのスポンサー撤退を発表したことです。

     

     


    Sky to bring involvement in cycling to a close after 2019 season
    Sky has announced that 2019 will be the final year of its involvement in cycling, drawing to a close an association spanning more than a decade of unprecedented success. The decision will bring to a conclusion Sky’s ownership and sponsorship of Team Sky, which will continue to race under a different name if a new backer is secured to provide funding from the beginning of 2020. The team will compete as Team Sky for the last time throughout the 2019 road racing season, aiming to add to its total of 322 all-time wins including eight Grand Tours, 52 other stage races and 25 one-day races.
     

     

     

    チームスカイと言えば2009年の発足以来、ツール・ド・フランス総合優勝6回をはじめとするグランツール総合優勝8回、クリス・フルームやゲラント・トーマスを擁する世界最強とも言えるチームです。

     

     

    スカイのプレスリリースではスカイのCEOが撤退の理由を

     

     

    "After more than a decade of involvement, I couldn’t be prouder of what we’ve achieved with Team Sky and our long-standing partners at British Cycling. But the end of 2019 is the right time for us to move on as we open a new chapter in Sky’s story and turn our focus to different initiatives including our Sky Ocean Rescue campaign."

     

     

    「この10年間の関係を通して、私はチームスカイと英国自転車連盟との長年のパートナーシップを成し遂げたことを誇りに思います。しかし、2019年末は私たちにとって、スカイの物語の新しい章を開き、スカイ・オーシャンレスキュー・キャンペーンを含む別の構想に焦点を移していく時なのです。」

     

    と説明しています。

     

     

    10年一区切りと言うことで、自転車競技における一定の役割を果たしたということなのでしょうか。

    もっと端的に言えば、今後もスポンサーを続けることに意義を見出しにくかったということでしょうか。

     

    スポンサーを始めて10年が過ぎ社会情勢も変化し、企業の社会的な責務を考える中で、スカイの目がオーシャンレスキューのような環境保護活動に向かい、そちらによりお金を使いたいと考えているのかもしれません。

    わざわざリリースにオーシャンレスキューのことを書いたのはそういうことでしょう。

     

     

    ショッキングなのは自転車業界です。

     

    ワールドチームであってもスポンサー集めに苦労しているのは以前からそうですが、近年は特に非常に難しくなっている様子が見られます。

     

    例えば、BMCは今年で撤退し来年はポーランドのCCCがメインスポンサーに、ロットNLユンボもロットが撤退して来年はチームユンボ・ビスマに、クイックステップのような強豪チームであっても存続の危機に陥ってましたがようやくメインスポンサーを見つけドゥクーニンク・クイックステップとして活動することになりました。

     

    スポンサー企業が定着しないのにはいろいろな理由があるでしょう。

     

    ロードレース解説者としておなじみの栗村修さんが以前コラムで少しお話しされていました。

     


    栗村修の“輪”生相談<71> 30代男性「なぜ自転車のプロチームは毎年頻繁に名前が変わるのでしょうか?」
      こんにちは。いつも楽しく読まさせて頂いております 私はちょうど2年前に30を機にクロスバイクに乗り、1年前にロードバイクに手を出した自転車初心者です。ロード…
     

     

     

    既得権益の問題はどんな世界でも根が深いですね。

     

    とは言え、チームスカイの問題はサイクルロードレース界の構造について考えるきっかけになるのではないでしょうか。

     

    日本の宇都宮ブリッツェンのような例がもっと増えてもいいと思いますね。

     

     

    チームスカイについては、次のメインスポンサー探しに奔走することになりそうです。

    スカイだけでなく、セカンドスポンサーの21世紀フォックスも離脱することが決まっていると言うことで、サイクルロードレースチームの中でも破格と言える年間40億円以上の運営資金を確保することができるのか、注視していきたいと思います。

     

    最悪、BMCのように主力選手の離脱を招く可能性もありますしね。

     

     


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